2014年6月13日金曜日

落ち込むのがお好き?





ほんっと、落ち込むのが好きね〜。


最近人から言われて、ガツーン!!!ときた言葉。。。


嫌味ではなく、悪意もなく、ただニコニコと、
その人は言いました。


「落ち込むの好きなんだねー。
 なんでだと思う?」


「えっ(好きって・・・ひ、ひどい・・・)、
 な、なんでかって??」


「そう。なんで落ち込むのが好きなんだと思う?」


突然予想外のことを言われてポカーンとしてしまって、
私が戸惑っていると、その人は言いました。


「だってさ、落ち込むって本当に無駄なことなんだよ
 わざわざそれをするってことは、それが好きだからしてるんだけど、
 なんで好きなんだと思う?」


「・・・。」


しばらく頭の中でその言葉を整理して、
心の中に尋ねてみて、でも答えが出てこない。

というよりも、私、その答え、言いたくない。
なんでかわからないけど、言葉にしたくない。


いや、落ち込みたいわけじゃないんですよ。
そんなもん、好きなわけないに決まってる。
でもつい、落ち込んでしまうんだもの。しょうがないじゃない・・・


誰に対しての弁明なのか、
妙に言い訳めいたことを考えながら押し黙っていると、
見かねたのか、相手が口を開きました。



「落ち込みたくないのに落ち込んでしまう、っていうのはね、
 まあ優しいというか、遠回しな言い方なんだけど、
 変わりたくない、ってことなんだよね。要するに」



変わりたくない、このままの自分でいい。

 でもそれをそのまま言うのは、あまりにあからさま過ぎて、
 さすがに恥ずかしいというか、気がとがめるんだよね。
 だから、落ち込むっていうやり方を使うの。」



・・・!!!


いやこれは、、久々にガツンときましたね。。



何かについて落ち込む時、実際、人は何をしているのか?

反省したり、自分を責めたり。
その実、真にやってるのは、自分が変化するのを止めること。


ほら、やっぱり上手くいかないじゃない。
だめじゃない、私なんて。
やっぱり変わることなんてできないんだ・・・。


って言って、変わるのを諦めさせようとすること。



だって、恐いじゃないですか。変化って。

本当に変わっちゃったら、
変わる前の自分は消えちゃうんですよ。

今ここで変わりたい、って思ってる自分はどこかへ行って、
別のなんだかよくわからない存在になっちゃうかもしれない。
それは、恐いですよ。
誰だって消えたくないもの。
表面的な意識でどれだけ変わりたいと願っていても、
心の奥底の恐怖が邪魔するんですよね。



・・・っていうのは、知識としては知ってはいたけれども!!
やってたんかーい!!
と、目が覚めるような思いを味わいました。。



そして、私は落ち込むことをやめました。


簡単そうに言いますけど・・・


簡単でした(笑)


ただやめる、って決めちゃえばいいんです。

生きてれば、悲しいことも寂しいことも、辛いことも色々あります。
落ち込まないっていうのは、それを感じないようにするってことじゃない。
感じるのは全然OK。どんどん感じよう。

でも落ち込む必要ないんですよね。

どんなことが起きたとしても、どんな感情が湧いたとしても、
そこから落ち込むかどうかは、完全に自分が選べるんですよ。


この感覚、言葉でどこまで伝わるかわからないけれど・・・
本当に簡単なんですよ。
同じようなタイプの人は、今度落ち込みそうになった時、やってみてほしいなあ。

「私は今、落ち込むことができる。
 でもそっちは選ばなーーい!!ぽーーーい!!!」

って言ってみてほしい、ぜひ。笑
そしたらどれだけ簡単なことだったのかがわかる、かも。


ただ、難しいことであってほしかっただけなのかもなあ。



もちろん、落ち込みたい人は落ち込んだって全然OKだし、
変わりたくない人はそのままでも全くOKです。
でも、私は変わりたい。変わる方の道を選びたいです。

そして、それは思うほど難しいことじゃない、という気がしています。



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