何度かに分けて書いてきた石垣島の旅シリーズ、
今回で最後です。
おりしも、石垣での旅が終わりに近づこうとしていた頃・・・
史上稀に見る勢力の台風8号、沖縄に急接近 キタ━(゚∀゚)━!
そう、この旅のエンディングは、けっこう波乱含みだったのです。。
それは2日間のワークショップ終了後の夜のことでした。
翌日、西表島でオプションツアーを実施する予定だった 主催者のみさちゃん 。
その頃、台風直撃の情報はかなり現実味を帯びはじめ、石垣から西表に行く船も出るかどうか怪しい状況に。
行くのを諦めるかどうか、決断の時が近づいていました。
仮に西表への船が出たとして、帰ってこれる保証はない。
状況としてはかなり危うい。
けれど西表の知り合いには行くと伝えてあって、わざわざ予定を押さえてもらってる。
参加者の中には西表に行くのを楽しみにしている人もいる。
今さら行けないなんて、言えない・・・。
そう悩む彼女を傍目に、
もともと次の日に西表には行かずに東京へ帰ろうとしていた私は、のん気に帰り支度を進めていました。
そして、悩み続ける彼女に、
私はふと、ついサラッと、こんな言葉を放ったのでした。
「行きたい気持ちが本当に強いのならいいけれど・・・
行きたくない気持ちが少しでもあるなら、無理に行かなくてもいいんじゃない?
私たち、他人の期待を満たすために生きてるわけじゃないからさ。
いくら知り合いの人に申し訳なくても、
自分がこうしたいと思う気持ちに従っていいんじゃない?」
・・・そうです。
昔からの、悪いくせが出ました。
私は思ってることをズバッと言って、言い過ぎて、
たまに人の心に言葉を突き刺してしまうことが。。
(しかも自分ではそれがどんなにズバッ、なのか自覚してない)
他人のことを自分事として考える、
優しさや労りがきっと足りてなかったんだと思います。
きっと、あの夜の一瞬間・・・
石垣の島に住むスピリットたちは、息をひそめながら、私たちの会話を聞いていたに違いない。と、後々思いました。
私はその時、まったく気がついていなかったのです。
この時、私が放ったこの言葉が、まるでブーメランのように、
翌朝の自分に容赦なく襲いかかってくることになろうとは。。
最後って言ったけど、長くなったので(笑)
つづく!
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